張り込み時の最大の敵
探偵は様々な手法で調査を遂行しますが、対象者の浮気調査、不倫調査の際は「尾行」「張り込み」が主となります
「尾行」は対象者に合わせ動き、常に状況が変化しているため、時間が経つのが早く感じられ、半日くらいの尾行であれば、あっという間に感じます
それとは逆に「張り込み」はいつ対象者が動き出すのか分からず、時間が経つのも非常に遅く感じます^^;
また、時間が経てば経つほど集中力を維持するのに苦労します...
ラブホテル付近での長時間の張り込みも日常茶飯事です
好条件の張り込み場所があれば良いのですが、炎天下の猛暑日や雪が舞う極寒の屋外や雑木林の草むらの中など天候に左右される悪条件の場所で「張り込み」をすることも多々あります
熊本という土地柄、車内で張り込みをすることは多くありますが、特に住宅街などでは、周囲から不審に思われるのを回避するため、エンジンもかけずヒッソリとバレないように待機しています
炎天下の日は本当にキツイです...
以前、対象者が不倫相手と登山に赴いた時には、もちろん登山とも知らず、対象車両を尾行、こちらは通常の恰好に普段通りの持ち物...
登山中の尾行はあまりにも不自然なため、登山入口で対象者と不倫相手が下山するのを待っていました
その日は炎天下、持参していた飲料水もなくなり、周囲にはもちろん自動販売機などありません
もうフラフラでした(笑)]
「張り込み」は過酷なことが多いのですが、「張り込み」時の最大の敵は「トイレ」です!
万一に備え腹痛用の薬などは常備しておりますが、問題は「小」です(笑)
現場に入る前から水分は控えるなどコントロールはしますが、生理現象なので、やはり限界はあります^^;
張り込みの状況で、ペアを組んでいる場合はもう一人の調査員に一旦任せ、現場を離れることが出来るのですが、時には、トイレに行けない状況の場合も多くあります
最近は便利な物があり一応、携帯トイレを調査車両に常備していますが、いい大人がこれを使うのには結構な勇気がいります(笑)
今のところ、何とか使用せずに事なき終えることが出来ています(笑)
ちなみ以前、携帯トイレを常備していなかった時、ペットボトルに用を足した調査員がいます(笑)
「トイレ問題」も探偵あるあるかもしれませんね(^^;
「たった一度の人生だから」
熊本の探偵 九州リサーチ